2012年 04月 06日
旧小川村役場
丹波の近代建築その6

丹波市の南部、旧山南町小川地区に資料館として使われていた古い役場建物が建っています。この建物は昭和30年に周辺町村と合併して山南町になるまで旧小川村役場として使われていたものです。築年は不明ですが、大正期のものと思われます。
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木造平屋建て、下見板貼、外壁上部をモルタル壁とし、寄棟屋根を葺きます。中央に折れ屋根の庇を持つ車寄せを構えますが、この部分以外には殆ど装飾要素を持たず、当時の地方村役場には珍しいモダンで垢抜けた造りとなっています。
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シンプルな意匠のこの建物に彩りを添える玄関部分。
庇の上には小さな棟飾りが乗せられ、三角破風には旧小川村の章が飾られます。
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側面から
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この旧小川村役場は資料館に改装する際にきちんと補修され、このような良好な状態が保たれていますが、地方に現存する役場建物には劣化老朽が進んで存続が危ういものが少なくありません。
資料館としての役目を終えたこの建物が今後どうなっていくのか気になる処です。
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by sunshine-works | 2012-04-06 20:40 | 近代建築 兵庫県 | Trackback | Comments(0)
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