2012年 02月 06日
方谷橋
岡山県高梁市の近代建築その3

高梁川に沿って進む国道を更に南へ、高梁の市街地に差し掛かる地点に美しいアーチを描く橋が架かります。
この方谷橋も室戸台風の復興事業で架けられました。昭和12年架橋。
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高梁市の中心部から川の西岸へ、約100メートルの川幅を1連のアーチ桁と前後に繋がるプレートガーダーで結びます。中央のランガーアーチの主桁を張出して吊桁とする事により、56メートルの大きな桁長を確保しています。
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この方谷橋に用いられたランガーアーチは、日本では昭和初期に実用化された当時の先進の橋梁です。単純トラスよりも長い径間が得られる利点から、室戸台風の復興橋梁にも多く使われました。高梁川では前掲した田井橋や架替前の旧正田橋、旭川水系でも2橋がこの形式(現存せず)で架けられました。
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武骨なトラス桁に比べると軽やかで流麗なイメージです。現代のアーチ橋と然程変わる所がなく、この時代の地方都市の橋梁としては非常にモダンなデザインに仕上がっています。
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by sunshine-works | 2012-02-06 23:58 | 近代建築 岡山県 | Trackback | Comments(0)
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