2012年 01月 17日
中井橋
岡山県高梁市の近代建築その1

高梁市の北部、国道180号線から分岐して伯備線方谷駅へ至る短い県道が結ばれています。僅か170メートルのこの県道の半分以上を占める中井橋も、室戸台風からの復旧橋として昭和12年に架けられています。
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高梁川と並行して進む国道から、対岸にある方谷駅へ渡る橋として90メートルの川幅に2連のポニーワーレントラスが渡されます。
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前回紹介した広石橋とはトラス部分の桁長がほぼ同じ、トラスの数や鉛直材を添えている点も同じで、見た目は非常に似通っています。
制作は桜田機械製造所で、広石橋を手掛けた松尾橋梁とは異なるものの、寸分互わぬ程に統一された2橋から推測すると、岡山の復旧橋梁には規模に応じた幾つかの標準規格が用いれられていたと思われます。
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黎明期の鉄道橋にも用いられたこの形式のトラスは、構造が簡単で経済性に優れる特徴を活かして全国各地に架けられます。プレートガーダーでは届かない桁長の橋梁に於いて、おおよそ50メートルまでは主としてこの形式が用いられました。
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by sunshine-works | 2012-01-17 23:35 | 近代建築 岡山県 | Trackback | Comments(0)
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