2011年 12月 01日
吉備線の橋梁1
備中の鉄道遺産その8

岡山から総社市を結ぶ吉備線は距離にして20km程の短い路線ですが、明治37年に開業した県内で3番目に古い歴史があります。
この吉備線の備中高松から服部の区間には開業時の築となる橋梁や開渠、架道橋が多数現存しています。今回と次回に分けてこの区間に残るこれら橋梁群を紹介します。
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これらの橋梁群は足守駅の東側から服部駅の手前までの3キロ程築堤が続く箇所にあります。長閑な田園風景の中、東西に連なる築堤と道路や水路、河川が交わる箇所に設置されたこれら橋梁の殆どが開業当時に築かれたものです。
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吉備線に残る開業時の橋梁は河川を渡る物と道路や水路を跨ぐ物の2種類に分けられます。後者はどれもこの様に小規模で、その殆どが石積の擁壁や橋台を用いています。
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この東側にも同様な架道橋が数基並んでいます。
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足守駅の東側で川を渡る足守川橋梁。この区間で最も長い橋梁です。
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花崗岩を積んだ橋脚。ほぼ同時期に開業した津山線には煉瓦の橋脚や擁壁が見られましたが、吉備線の橋梁には煉瓦は用いられませんでした。
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足守駅の西側の橋梁。この先暫くは小規模な橋梁が連続します。
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橋梁を辿りながら更に西へ進みます。一直線に延びる線路は短い間隔で農道や水路を越えて行きます。
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間に支柱を設けたやや規模の大きな橋梁。
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先程とほぼ同じタイプの橋梁が続きます。
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橋名の表記に「避溢橋」とありますが、これは洪水時に水を逃がす為の物との事。構造的には一連の橋梁群とほぼ同じ造りです。
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河川を渡る橋梁と同じように川上側には水切りと呼ばれるエッジが付けられています。
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次回へ続きます。

by sunshine-works | 2011-12-01 20:12 | 近代建築 岡山県 | Trackback | Comments(0)
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