2010年 12月 06日
阪急電鉄今津線の橋梁・高架軌道
西宮の近代建築その30

宝塚から西宮市今津を結ぶ阪急電鉄今津線は大正15年に始まる長い歴史を持つ線区です。現在は西宮北口駅で今津北線と今津南線の二つの線に分けられていますが、かつては全区間が一本の線路で繋げられていました。
この今津南線の途中区間、東海道本線と国道2号線を跨ぐ箇所には同線開業時に架設された高架桁、架道橋、跨線橋が現役施設として使われています。
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西宮北口駅を出て最初に差し掛かる東海道本線を渡る跨線橋。線路と側道を大きなトラスで跨ぎ、前後にプレートガーダーの高架桁を繋ぎます。橋の長さに比べて背の高いトラスが特徴的です。
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ビール工場のタンクの脇を抜けて連なる高架桁。次の阪神国道駅へ繋がります
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高架桁はそのまま南へ続き、橋上に設けられた阪神国道駅に至ります。
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阪神国道駅はその名の通り阪神国道(国道2号線の通称)に面した駅で、昭和2年開業時の駅舎が現在も使われています。
この駅の南側、国道2号線を渡る架道橋も同線開通時に架けられたものです。
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表面にびっしりと打ち込まれたリベット。この時代の橋ならではの趣です。
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開業時に架設された高架橋部分は橋の南詰で終わり、この先の築堤の上を緩やかに地上へと下りて行きました。(現在は終点の今津まで全区間が高架となっています)
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各地の都市部に残る古い高架桁の中でも、このように鋼桁と鉄橋が連続する高架区間は珍しく、竣工当時のまま現存している例として希少な物と言えます。
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by sunshine-works | 2010-12-06 23:32 | 近代建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by tajiri8jp at 2010-12-10 07:46
このあたりのレトロな雰囲気が好きで時々歩きます。
Commented by sunshine-works at 2010-12-10 18:27
確かにこのあたりには国道沿いの雑然とした雰囲気や背景の工場群が醸す「町外れ」感がありますね。
因みに、このビール工場は近年中に閉鎖されてしまうとの事です。


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