2010年 07月 11日
落合橋
岡山県真庭市の近代建築その2

旦土大橋から旭川を上流側に更に遡ると、大きな屈曲部に差し掛かります。支流の備中川の分流点となるこの美作落合に架けられた橋も、昭和9年の室戸台風後の復旧事業で架けられました。
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上流に近づくに連れて川幅は狭くなっていきますが、広い河川敷を伴うこの地点に架けられた落合橋は下流側の旦土大橋江与味橋よりも長い橋となりました。約180メートルの距離を3連のトラス橋が渡っていきます。
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同時期に架けられた室戸台風の復興橋に共通するトラス構造の橋です。三角形に鋼材を組み合わせて繋いでい行くこの工法は、単純桁の橋に比べて強度に優れ、径間の長い橋を架けるのに適していました。
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幅広い区間を渡るこの橋に設けられた橋脚は中間に2本のみ、両岸の橋台から橋脚の間に長いスパンの橋桁が渡されます。
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この時代に架けられた橋の多くは今尚現役で使われていますが、車線幅の狭さや耐重量の制約もあって、その後に架けられた新橋にその地位を譲り、「旧道」として辛うじて命脈を繋いでいる例も多く見られます。
この落合橋もその一例ですが、用途を限れば如何様にも使い続けられるのが橋梁の利点かも知れません。
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by sunshine-works | 2010-07-11 23:40 | 近代建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by tajiri8jp at 2010-07-14 06:33
初めまして。
思わず見入ってしまいました。今後写真散歩の参考にさせていただきます。よろしくお願いします。
Commented by sunshine-works at 2010-07-14 12:13
tajiri8jp さん初めまして。
コメント&TBありがとう御座います。
ブログを拝見させていただきました。どれも素晴らしい写真ですね。こちらこそいろいろと参考にさせていただきます。今後とも宜しくおねがいいたします。


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