2010年 06月 25日
琴電 屋島駅/元山駅
香川県高松市の近代建築その2

高松市を基点に3つの路線を持つ高松琴平電気鉄道は、総営業キロ数が合計60キロメートルにも及ぶ地方鉄道としては規模の大きな鉄道会社の一つです。
前身の東讃鉄道が最初の路線を開通させてから100年、長い歴史を持つ同社に残る多くの鉄道近代化遺産の中から、今回は小さな木造駅舎を紹介します。
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高松の市街地を抜けて程なく、古戦場で知られる屋島の麓にある琴電屋島駅。現在の駅舎は昭和4年に建てられました。
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木造モルタル造、ドーマー窓を持つ大きな寄棟屋根、ホームに長く張り出した庇が特徴的な意匠です。
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長く延びた庇がそのままホームの屋根になります。
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駅舎内部は、待合室と小さな駅務室が設けられています。
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北方に屋島を望みます。かつては屋島山上へのケーブルカーに乗り換える駅でした。
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正面からの眺めです。大都市の近郊にありそうな、モダンな洋風駅舎のイメージです。
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琴電のターミナル駅瓦町から4駅、長尾線元山駅には、同線が開通した明治45年に建てられた駅舎が残っています。
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木造下見板貼、切妻屋根の小さな駅舎です。現在は無人駅となっており、半開放式の本屋には簡素な待合室しかありません。
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軒にはパージボードと呼ばれる飾りが付けられています。
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琴電に現存する戦前築の駅舎は、どれもモダンで洗練された意匠に特徴があります。
ローカル鉄道の木造駅舎が醸す独特の雰囲気には多くの人が魅了されますが、この琴電の洋風駅舎もまた別種独特の味わいがあります。
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by sunshine-works | 2010-06-25 02:23 | 近代建築 | Trackback | Comments(0)
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