2010年 06月 17日
旦土大橋
岡山県美咲町の近代建築その3/岡山県真庭市の近代建築その1

前回紹介した江与味橋から上流側に約5キロ、真庭市との境に旦土大橋が架けられています。この橋も室戸台風で流された旧橋に代わる橋として昭和13年に竣工しています。
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谷間に開けた小さな集落を抜けると、小山の様に大きな鉄骨フレームが視界に迫ってきます。対岸との間に橋脚を設けず、80メートルの大きな橋桁によって川を一跨ぎするこの橋は、旭川に架けられた橋の中で最大級の支間長を持つ道路橋です。
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長大な桁を支持する為に巨大なトラス構造となっています。川幅の広い河口近くを大きなトラス橋が渡る景色は珍しくありませんが、山深い小村にこれだけの規模の橋が架けられている光景は鮮烈な印象を受けます。
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室戸台風の教訓を活かし、流された旧橋よりも高い位置に架橋されました。途中に橋脚を設けず、高く架けられた橋下には大きな空間が空けられています。
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室戸台風による甚大な被害から僅か4年、この橋の竣工と前後して県内各河川の主要な橋は相次いで復旧を果たしていきます。
現在程には技術や機材が発達していなかった当時の事を思えば、そのスピードは驚くべき事だと思われます。
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by sunshine-works | 2010-06-17 03:10 | 近代建築 | Trackback | Comments(0)
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