2009年 07月 12日
三石尋常高等小学校講堂
岡山県備前市の近代建築その2

山陽本線の金剛川四連拱渠のすぐ傍に建つ三石小学校は明治5年に創立された古い歴史を持つ小学校です。校舎は戦後に建て替えられましたが、昭和12年に建てられた木造2階建ての講堂が現存しています。
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正門から坂を上って行くと、校庭の奥にこの講堂が見えてきます。小学校の講堂としては非常に大きく立派な作りです。
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この講堂が建てられた昭和12年当時、三石は耐火煉瓦製造で大きく発展を遂げていました。豊かな財政に支えられた町の中心施設に相応しい、堂々たる講堂です。
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4本の石柱で庇を支える玄関ポーチ。当時の学校建築によく見られるデザインですが、実際はこの玄関の奥の1階部分は倉庫となっており、2階に設けられた講堂へは脇の階段から出入りする構造になっています。
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2階の講堂に繋がる階段。
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側面には大きな窓とバットレスが並びます。
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赤瓦が美しい大きな寄棟屋根。
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斜面に建てられている関係で建物奥側は1層になっています。
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長野と並ぶ教育県として優れた学校建築が数多く建てられた岡山県ですが、山間の小さな町に建てられたこの立派な講堂からも教育に重きを置く県民性を伺うことができます。
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by sunshine-works | 2009-07-12 02:19 | 近代建築 | Trackback | Comments(0)
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