2017年 01月 14日
旧大社高等家政女学校本館
島根県出雲市の近代建築その4

出雲大社の参道の途中を西へ進んで程なく、静かな住宅街の一角に木造2階建ての旧校舎が残されています。現在、出雲市の施設(大社コミュニティセンター)に使われているこの建物は昭和12年に大社高等家政女学校として建てられました。
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木造2階建、下見板張り。中央の玄関には庇を張り出し車寄せを構えます。
この時代の木造校舎の標準的な仕様ですが、玄関周りには凝った装飾が施され、上級学校に相応しい意匠を備えます。
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玄関詳細。化粧タイルを貼った腰周り、上部は白塗りのモルタル壁。庇を支える柱間には格子が嵌められています。
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校舎の裏面。竣工当時はこちら側にも別棟が繋がっていました。
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# by sunshine-works | 2017-01-14 16:58 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)
2017年 01月 07日
出雲日御碕灯台
島根県出雲市の近代建築その3

島根半島の西端、日本海に突き出た日御碕の高台に、明治期に建てられた灯台が現役施設として使われています。世界灯台百選に選ばれたこの美しい灯台は明治36年に竣工しました。
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日本の近代灯台は、イギリス人技師ブラントン主導の基に明治初期から中期に掛けて主要航路に整備されます。ブライトン退任後、灯台設計は日本人に引き継がれ、明治中期以降も各地に灯台が設置されていきます。
この時代には日本海側の航路にも多くの灯台が設置され、島根県では明治31年の馬島灯台と美保関灯台に次ぐ3番目の近代灯台としてこの出雲日御碕灯台が建てられました。
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頂部までの高さは43.7メートル、海面から光源までの高さ63.3メートル。現在に至るまで石造灯台として高さ日本一を誇ります。
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敷地を囲む外壁。島根産の切岩が使われています。
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灯塔は内側に煉瓦、外側に切石を積んだ二重構造。
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現役施設ですが内部は公開され自由に見学可能。螺旋階段で灯室まで登ることが出来ます。
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灯室には日本で6箇所のみに設置された第一等レンズが据えられています。
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# by sunshine-works | 2017-01-07 19:44 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)
2016年 12月 24日
一畑電鉄布崎変電所
島根県出雲市の近代建築その2

松江市と出雲市間を宍道湖の北岸に沿って東西に結ぶ一畑電車北松江線。途中駅の布崎駅の隣に鉄筋コンクリート造の古い変電所が建っています。今尚現役で使われているこの変電所は昭和2年に建てられました。
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布崎駅から川を挟んだ西側、線路沿いに建つ鉄筋コンクリート2階建て。
中央に入口を構えたシンメトリー配置。正面に上げ下げ式の縦長窓が並び、入口両脇には付柱の装飾。中央上部に立ち上げたパラペットに社章を掲げます。
正面から右手に繋がる建物は戦後の増築、左側の木造部分も後年に付け加えられたものと推測されます。
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入口周りとその上部。地味な用途の裏方施設ですが、当時の鉄道各社はこの種の建物にも様々な意匠を凝らしていました。
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側面から裏手。現在は変電設備の殆どが裏手の屋外に設置されいます。
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# by sunshine-works | 2016-12-24 19:30 | 近代建築 島根県 | Comments(0)
2016年 12月 17日
旧出西小学校校舎
島根県出雲市の近代建築その1

出雲市の中心部から斐川を渡って東へ。開けた田園風景の一角に古い木造校舎が残されています。
現在出雲市環境学習センターとして使われているこの建物は出西小学校の校舎として昭和4年に建てられました。
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木造2階建下見板張。中央玄関に切妻の瓦葺き庇を張り出します。前回紹介した旧寺領小学校と非常に良く似た造りです。
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出西小学校の創立は明治7年。この地域で最初に建てられた小学校の一つでした。
昭和46年に廃校となった後は民間企業の施設となっていましたが、その後市に移管され、平成15年から現在の用途に使われています。
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中央に据えられた玄関庇とその周辺。
玄関庇は旧寺領小学校と比べるとより本格的な和風意匠の趣。上下階窓間の羽目板も押さえ枠が添えられた凝った造りとなっています。
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# by sunshine-works | 2016-12-17 20:46 | 近代建築 島根県 | Trackback | Comments(0)